レッスンの特徴
1年で楽譜を読めるように
楽譜が読めるようになることはピアノの上達に間違いなく欠かせない要素です。楽譜が読めるようになれば、教本をどんどん進めていきたくなりますし、自分の好きな曲の譜面を用意して弾いてみたい気持ちになります。あとは単純にピアノを何年も続けたのに楽譜が読めないのは悲しいですよね。

始める年齢やどの程度ご自宅で時間が取れるかにもよりますが、お教室の目標としてはレッスンを始めてから1年を目安に自分で楽譜を読めるようにしていきたいと考えています。
ソルフェージュを早い段階で取り入れています
上記の理由からもピアノの楽譜以外にソルフェージュの教材を併用しています。ソルフェージュは楽譜を理解する為に必要な音楽の基礎となるものです。読譜力だけでなく、音感•リズム感もバランス良く鍛えていきましょう。
グランドピアノでのレッスン
ピアノはYAMAHA C3グランドピアノを使用しております。
生徒さんの個性に合った楽譜を選びます
昔はピアノの導入楽譜といえば、『バイエル』が定番とされてきましたが、今は沢山の導入用の楽譜が出版されています。楽譜によってそれぞれ特徴があるので、生徒さんに合わせてチョイスしています。
使用楽譜例
当教室で使用している導入用の楽譜の一部を簡単にご紹介します。
『バーナムピアノテクニック』シリーズ

他の楽譜との組み合わせで、多くの生徒さんに使用しています。タイトルとちょっとした挿絵(表紙にもある棒人間)からテーマとなるテクニックが想像しやすく、一曲一曲が短いのでどんどん進めることが出来、達成感もあります。講師も幼い頃、使っていました。
『ぴあのどりーむ』シリーズ

6冊かけてバイエルを終了するレベルに到達します。比較的進度がゆっくりで、じっくり取り組めます。絵が可愛らしく子どもたちを惹きつけるポイントだと思います。
『オルガン•ピアノの本』シリーズ

様々な国の曲が入っていて選曲のセンスが個人的に気に入っている教本です。4冊でバイエル終了レベルに到達します。上記の『ぴあのどりーむ』に比べると進みが速いので、小学生になってからピアノを始める生徒さんにもお勧めです。
『ピアノひけるよ!』シリーズ

「しってるきょくでどんどんひける!」のキャッチフレーズ通り、童謡や手遊び歌をはじめとした小さい子でも耳馴染みのある曲が並びます。とっつき易いですが、楽譜を見ずに弾いてしまう気がして、以前はあまり使っていませんでした。最近は「楽しい」がやはり上達の鍵であるとの考えから度々使用しています。
『ピアノアドヴェンチャー』シリーズ

アメリカで人気の楽譜で、日本語版が出版されたのは比較的最近のことです。発売された当時はピアノ講師の間で非常に話題になりました。子どもの好奇心に寄り添って作成されており、創造性を高める工夫がなされています。コードを学びたい生徒さんにもお勧めです。
副教材
ピアノは鍵盤を押したら音がなります。しかしピアノを『演奏する』には様々な準備が必要です。楽譜を読み、音を聴き、リズムを理解する助けとなる教材をご紹介します。
音符カード

『音符カード』はフラッシュカードとして使う以外にも、音階の順番に並べたり、ト音記号とヘ音記号で同じ音を探したりといった少しゲーム性のある使い方も出来ます。市販のものの方がめくりやすく、扱いやすいとは思いますが、生徒さんにお渡しする用のプリントしたカード(写真手前)もご用意しています。
リズムカード

小節をお家に見立て音符を置いていきます。非常に良く出来た教材で楽しく取り組めて、いつの間にか音符や休符の長さを理解し、簡単なリズム創作も出来るようになります。
プリント式のソルフェージュ教材

最近は公文に通っている生徒さんも多く、プリント教材への食いつきが以前よりも良くなっている気がしています。
発表会について
一年に一回開催しています。発表の機会もまた、ピアノの上達には欠かせません。目標に向かって努力することも身につきますし、人前で表現することは自信になります。
強制ではありませんが、可能な限り出演して欲しいと考えています。
